任意整理をすると会社にばれる?ばれないようにするには?

日本社会では、カードローンやキャッシングなどの借金を負っていること自体があまり公言できないムードがあります。債務整理をしたということは、さらに周りには知られたくないことです。特に会社にばれると困るという人は多く、任意整理をしている人は出来るだけばれないように気を配っているようです。

会社に知られたくない

手続きをしたことを会社に知られたくないと考えるのは、主に精神面の問題のようです。実際に会社にばれたとしても、会社側はそれを理由にして社員の不利益となる措置を取ることはできません。任意整理をしても、他のどんな債務整理をしても、会社はクビなどの措置は取れないということを覚えておきましょう。ただし、自己破産は特定の職業に付けなくなるという制約があります。

会社に知られたくないのは、基本的に気持ちの問題です。不名誉なことと考え、他の人にどう思われるかなどの心配が先立ち隠したいと考えます。クビにはならなくても実際に働きにくくなる可能性はあるでしょう。

会社にばれない

会社にばれる可能性というのは、実際には多くありません。任意整理は他の債務整理方法とは違い、債権者と債務者の交渉で解決させる方法です。裁判所に出向く必要もなく、弁護士に依頼すれば書類のやり取りや電話連絡等で手続きが進みます。

会社にばれる可能性があるとしたら、手続きに使うの書類を弁護士とやり取りする際に会社宛に郵送した場合くらいです。また、減額交渉中は督促も止み、電話などがかかってくることはなくなります。前々から会社内で督促を受けているところを知られていなければ、周りには任意整理をしているかどうかなどは分かるはずがありません。

また、任意整理には自己破産などのような「告示」がありません。官報を閲覧することが多い不動産関係などの会社であれば自己破産は知られやすくなりますが、任意整理は見える形で何かが公表されるようなこともないのです。

誰にもばれずに手続きしたい

手続きを行う際には、家族の協力や理解が必要となることもありますが、家族にも知られたくないという人もいるでしょう。会社にばれるのを防ぐために弁護士からの郵送物を自宅宛にすることで、家族に怪しまれる可能性はあります。

こうしたリスクを負わずに書類をやり取りするためには、郵送物は局留めにしておくと安心です。これなら会社にも自宅にも弁護士とのやり取りを知られずにいられます。電話連絡も自宅の電話を使わずに携帯を使用し、さらに会社にいる間は連絡を控えてもらったりかけ直したりするなどの工夫をしましょう。

別に恥ずかしいことではありませんが、実際には会社の人など周囲にばれたくないと考える人が多いものです。しかし、実際にはばれる可能性は低く、こうした不安の多くは杞憂に過ぎません。ばれるとしたら郵送物や電話などからですが、こうしたリスクはちょっとした工夫で解消できます。

樋口総合法律事務所